競技ペアが喧嘩せずに取り組める秘訣

技術云々の話だけではない、異性との関係は一番難しい。

おおよそ論理的でない訴えにも心を開かなければならない。


喧嘩せずに練習する方法は実は簡単であると同時に難しい。

一番簡単な方法は、常にポジティブな言葉を使用すること。

練習というものは、突き詰めれば悪いところを改善させようと動くこと。その結果「腕でやらないで」とか、「もっとしっかり立って」、「音に合っていない」とか、本来自分に集中すべきなのは解っていても、どうしても相手の悪いところが気になってしまう。


そういう時は「こうしたほうがもっと良くなる。」というポジティブな言葉に言い換えてみると良い。そしてそれによって良くなったらかなら「凄く踊りやすくなった」と大げさに褒めてあげよう。男女ともただこの一言褒められただけで今までの苦労が報われる思いになる。


ただし二人が同時に行わないと意味が無い。

こんな簡単なことのはずなのに、たいていはどちらかがやらなくなりまた喧嘩が始まる。

この課題を乗り越えられた者たちのみ集中して練習に取り組める。

香椎健人のダンスコラム

東京新宿区神楽坂で社交ダンスの先生をしている香椎健人(かしい けんと)と申します。 こちらでは社交ダンスの先生として、現役競技ダンスの選手として気付いた点についてコラムを書いていきたいと思います。 香椎健人・中村真理子 オフィシャルページ https://mk-ballroomdance.com/

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