社交ダンスの先生として

ラテンダンスの元世界チャンピオンであるリカルド・コッキ氏が去年の講習会で、

「一定のリズムで踊るのは社交ダンス。だが、我々競技ダンスを踊る場合は音に変化を付けなければならない。」

と説明していたのを思い出した。

これは、逆を返せば、 一定のリズムで踊らないと社交ダンスと呼べない ととれるのでなないだろうか。


私は競技選手でもあり、競技ダンスやデモンストレーションの先生でもあるが、一番は社交ダンスの先生だ。

競技ダンスも社交ダンスからきている。

女性が一定のリズムで前進と後退をし、それに対して男性が最低限のリードで仕掛ける…。社交ダンスは意外とシンプルだ。


今年は新型コロナウィルスの影響で私が出場できる競技会は来年までない。

これを機に、社交ダンスについてもう一度、原点から考え直したいと思う。


香椎健人のダンスコラム

東京新宿区神楽坂で社交ダンスの先生をしている香椎健人(かしい けんと)と申します。 こちらでは社交ダンスの先生として、現役競技ダンスの選手として気付いた点についてコラムを書いていきたいと思います。 香椎健人・中村真理子 オフィシャルページ https://mk-ballroomdance.com/

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